突然始まる介護に備えて!
介護を意識しはじめる
介護は突然始まります
親が歳を取り、急な病気や入院で始まる
だが、タイミングを予測することができない
会社で働いてる時急に病院から電話が
「〇〇病院ですけど、〇〇様のご家族様の電話で宜しいでしょうか。」
「はい、そうですけど」
「突然の電話申し訳ございません。〇〇様のお母様が当病院に救急搬送されました。」
「本当ですか!?母は大丈夫なんですか?」
「一命は取り留めました。ですが、入院しなければいけませんのでお越しいただけますか」
というように、急に介護の始まりのゴングがなりました。
多くの人はパニックになると思います。
入院の事、退院後の生活の事など多くの事が一気に波が押し寄せてきます。
入院は病院の支持に従いながら行えば、なんとか乗り切れます。
しかし、退院後の生活いわゆる介護のことになるとほとんどの人がわからなくなると思います。
まず、どこに相談したらいいかわからないし、どんなことがしてくれるかわからないなどなどわからない事だらけだと思います。
そこで、突然介護が始まる前に備えておくべき事をお話していきたいとおもいます。
介護を意識し始める時期
大王製紙が調査した『介護と年齢』に関する意識・実態調査(2017年)によると
将来、自分が介護するかもしれないと意識しはじめる平均年齢は「48.2歳」で実際に在宅介護を始めた年齢は「50,9歳」でした。
この結果を見て、以外に早いなと思うか遅いかと思うかで変わってきます。
また、「介護がはじまる年齢が思ったより早かったか」という質問に対して、61%の人が「はい」という結果でした。
イメージでは「50代半ばから後半にかけて介護がはじめる」
と思っていたら50代はじめには介護が始まってしまい驚いた方が多いということだと思います。
介護について少しだけ関心を持つ
40代後半には親の介護を意識をし始めます。
意識し始めるけれども、どうしたらいいかわからなくて後回しになってしまいがちですが、
ここで『介護アンテナ』を立ってください。
感度を高くする必要はありません。
ただ、アンテナをたてて、情報が入って来る準備をしておいてください。
アンテナを立ててるのと立てないのでは情報が入ってくる量が全然違います。
ので、意識して『介護アンテナ』を立ててください。
介護への不安があるが、何も行動しない理由
自分が介護している、されているイメージがわかないと思っている人は多いと思います。
それはなぜなんでしょうか?
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介護は他人事と感じている
よく育児と介護とで比較されます。
ここでも、育児と介護での比較していきたいと思います。
なぜなら、イメージしやすいからです。
まず、
育児と介護を対比してみると、かなり大きな違いがあることがわかります
・生まれてから大きくなるまでの過程を自分自身で経験している
・子供が成長していくという喜びを得られる
・出産予定日、学校の入学・卒業する日がだいたい予測できる
・育児を経験している上司や友人は、割と簡単に見つかる
・自分が年を取って、介護される経験はこれから
・家族が死に向かって、弱っていく悲しみを受け入れなければいけない
・何年で介護が終わるかわからないので、かかるお金の予測が立てづらい
・介護を経験している上司や友人はなかなか見つからに
介護が自分事になる仕掛け
介護が自分事になる二つの仕掛け
一つ目、自分が老いて介護を受ける側になった時のことを想像する
介護の講演会や勉強会のようなところに参加し、イメージしてみてください。
子供のいないご夫婦や独身の方は特に行ってみてください。
老後に頼れる人が居ない方は介護を自分事として考えるきっかけになります。
二つ目、介護を通じて、今という貴重な時間をよりにするために、またこれからの人生を楽しく過ごすために介護を自分事として考える
人生100年時代と言われている昨今、現役の時間と引退後の時間は同じぐらいあります。
65歳で定年退職を迎えたとします。
すると、100歳まで35年あります。
今まで仕事しかしてこず、趣味も無く、遊ぶ友達も居ない状態になり
無気力状態なる方が非常に多くいます。
そして、無気力のまま生きていくとあっという間に介護を受けなければいけない時期に来ます。
行動に制限され、好きな食べ物も食べる事が出来なくなり、
そして、「今まで何をやってきたんだ」と後悔するでしょう。
まだ、ご自身だけならいいのですが、妻や子供、孫までに及んで迷惑をかけてしまうかもしれません。
罪悪感と後悔を抱いたまま亡くなっていくのです。
そんな、イメージをしてしまうのは介護のことを知らないため
介護の事を知っているのと知らないのでは人生が大きく変わります。
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