突然始まる介護に備えてシリーズ    <相談>

突然、ある日「親が倒れた」と連絡が来ました。

介護の始まりの鐘がなった瞬間です。

親が運ばれた病院に行くと、医師から

「脳梗塞です。後遺症が残ると思います」

と宣言されてしまいました。

脳梗塞の後遺症には軽度の麻痺から重度の寝たきりと幅広くあります。

しかし、介護が始まったのは変わりありません。

どこに話を聞きに行ったらいいの

親が入院中にしておくべきことはがあります。

それは、『介護について』の情報収集です。

親の入院から退院の間に行っておかないと、退院後はバタバタしてしまい色々お得な制度やしておかないと損をしてしまう制度などがあり

また、介護は何が出来、何が出来ないかを知っておかないと事業所から拒否されてしまう可能性があります。

これからの時代、高齢者が溢れます。

そうすると、介護施設や訪問介護事業所が利用者を選ぶ側に変わると思われます。

そうなると、情報を知っているのと知らないのでは今後の人生が大きく変わってきます。

選択の権利が利用者から事業所側に変わるのでしっかり情報を集めましょう
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最初に相談に行く場所

『地域包括支援センター』

介護が始まった最初にぶつかる壁が

『どこに相談したらいいかわからない』

です。

そこで、まず行くべき場所が、「地域包括支援センター」(略包括)です

包括は中学校の学区単位に一つはあります。

名称は地域によって違い「あんしんケアセンター」や「高齢者サポートセンター」という感じです。

役所にも「高齢福祉課」や「介護保険課」などの窓口があります。

役所の窓口に相談に行ってもいいと思いますが、忙しくされている皆さんが平日に時間を作り相談に行くのは非常に難しいと思います。

包括は、休日や夜間にも対応しているところもあります。

市区町村のHPや広報などで自宅の近くの包括を探して、場所や営業時間を確認してみてください。

『地域包括支援センター』でどのようなことが相談できるのか?

包括では、保健師や主任ケアマネジャー、社会福祉士などが、それぞれの専門性を生かして業務にあたっています。

そのため、介護のことなら殆どのことを説明してくれると思います。

なので、漠然とした状態で行っても大丈夫だと思いますが、ある程度相談事を決めていくほうがいいと思います。

この包括を知っている人の割合が厚労省が調査したところ

40代で24.8%、50代で30,8%

だそうです。

ほとんどの人が知らないのです。

ほとんどの人がどこへ相談しに行ったらいいか知らないのです。

ある人は、80代の介護者も数年間孤独で介護をして、やっと包括たどり着いたという方がいます。

大変な苦労をおってしまった理由はただ一つ

『知らなかった』

事です。

知っていればここまでの苦労をする必要はなかったのです。


情報収集の方法

『知らない事』で大きな苦労をする

なら、どうしたら情報を得ることが出来るのでしょうか

googleやyahooなどで検索しても、情報はあるけれどどの情報が今必要なのか

この情報が正しいのかなど逆に混乱を招いてしまう可能性があります。
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経験者から聞くのが一番効率がいい

どのように情報を集めたらいいかというと

経験されたことがある方、『経験者』から聞くのが一番効率がいいでしょう。

しかし、介護をしているもしくはしていたほ言う人を見つけるのはあまり容易ではありません。

なぜなら、隠したがる傾向が強いからです。

インスタやFacebookなどで投稿されるものでは、子供の成長記録はあるけど親の介護記録を出す人はほとんどいないでしょう

別に恥ずかしいことではないのですが情報を出すのが嫌だという人が多いという事です。

では、どうすればいいか

包括には行くのはもちろんの事

『介護カフェ』や『認知症カフェ』などの活用を積極的に利用してほしいです。

介護経験者でも介護カフェの存在を知らないことが多いです。

介護カフェとは、

介護をしている人が悩みを相談しに行く場所であり、介護の息抜きの場でもあります。介護の仲間も自然と増えますし、孤独になりやすい介護環境から抜け出すこともできます。

認知症のご本人や介護職の方、介護未経験でも将来のためにと参加される方もいて、様々な世代、立場の人に出会うことが出来ます。

介護カフェは、常時開いているものではなく、イベントや不定期開催のものがほとんどです。

また、NPOや自治体などが運営していて、営利目的にではないので無料や数百円程度で参加できるところが多いので情報を集めて参加してみてください。

自分に合っている介護カフェを選ぶ方法

介護カフェを選ぶ際に注意しなければいけないのは、今自分が欲しい情報が得ることが出来るかです。

介護が始まったばかりの方が、認知症や重度な寝たきりの対応の情報を得ても将来役に立つかもしれないけれど、今必要じゃない情報だとなるとカフェから遠のいてしまう要因になります。

では、どんな介護カフェを選べばいいか

1、参加者の世代、性別を調べる。

介護カフェに参加している世代や性別を確認しましょう。

カフェによっては参加者の性別を限定して運営していたり、40代、50代という世代のみの参加者を募集していたりすることもあります。

2、『ファシリテーター」の能力を見極める

介護カフェで最も大切なことは、そのカフェを仕切る「ファシリテーター」と呼ばれる人の能力です。

ファシリテーターがカフェをどの仕切るかによって、参加してよかったと思えるかお、逆にストレスを抱えて帰ってしまいます。

3、教室形式、座談会形式、フリー形式

介護カフェの形式があります。

教室形式:講師を読んで話を聞く

座談会形式:介護者が輪になって介護経験を語り合う

フリー形式:話すテーマも形式もなくただ介護仲間が集まる

の3つの形式みなります。

今、どのような情報を得たいかで形式を選んでください。

まとめ

介護を始まると時間が足らなくと思います

また、始まってしまうと孤独感を感じてしまうでしょう

なので、事前に情報を集める事と主に、一緒に悩みを分かちあえる仲間を見つけてください。

そうする事で精神的にも余裕が出来ると思いますのでが参考にしてください。


投稿者: yassan

初めまして介護福祉士やっさんのブログ物語を運営させてもらっている やっさんこと『安方 良太』(やすかた りょうた)です。 大阪生まれ大阪育ちのしゃべるのが苦手な人間です。(大阪ではきつい) 現在33歳(2019年)で独身です。 介護職として8年目、介護福祉士として5年目になります。

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