介護士のアンガーマネジメント(怒らない方法)

<介護士の怒る理由ベスト5とアンガーマネジメント方法>現在介護業界ではいろいろな問題を抱えています。

給料の低さ、超人手不足、虐待、セクハラなど問題を多く抱えている職種だと思います
今回はその中の、介護職員による虐待案件について触れていきたいと思います。
【カイゴジョブアカデミー】


虐待の発生要因
「教育・知識・介護技術等に関する問題」が 303 件(60.1%)で最も多く、次いで「職員のストレスや感情コントロールの問題」が 133 件(26.4%)、「倫理観や理念の欠如」が 58件(11.5%)であった (厚生労働省調べ)

『教育・知識・介護技術等に関する問題』が最も多く
これは介護士としては回避できた案件だと思います。
なぜなら、個人での勉強もしくは施設内で勉強会などで知識・技術を習得しなければいけませんがそれを怠った介護士や介護事業所が問題を起こしていると考えれます。
『倫理観や理念の欠如』は問題外です。
倫理観や理念の欠如している人間は介護や保育など人と触れ合い続ける仕事に就くべきではないと思います。
無理です。

『職員のストレスや感情コントロールの問題』
今回はこの問題を深堀していきたいと思います

<介護士の怒る理由ベスト5と対策>

介護士が怒ってしまう理由ベスト5

第一位 人間関係
第二位 介護技術力不足
第三位 不平等感
第四位 忙しい
第五位 突発的な暴力

第一位 人間関係
なんといっても原因の大半は『人間関係』によるものです。
介護施設では常に人と接しています。
これは、すごくストレスが溜まる事です。
そのうえ、お局やら意地悪をしてくる人、根性が曲がってしまっている人など介護現場には多種多様な人が来ます。
仕事が出来るが偉そうな人、何もしない上司、口だけな人ほんと言い出したらきりがないくらいです。
また、スタッフだけでなくそこで住んでいる入居者にも多種多様な人が居ます。
その中の仕事です。それはストレスが溜まって当然です。

第二位 介護技術力不足
自分自身はもちろんの事他の職員の技術力不足によって仕事が増えたりやり直しを行わなければいけななったりすると徐々にストレスが溜まり怒りに変わります。
この怒りが、介護中に現れ行動が荒くなってしまい、介護中の虐待につながることがあります。

第三位 不平等感
介護施設で働いていると、入居者からも上司からも人気がある人が一人はいます。
その人は許され、他の人はダメって言うこともあり得ます。
そうなると不平等感を感じ不満につながります。
この不満が表に現れサービスをしっかり行わないなど問題につながります。

第四位 忙しい
介護現場は超人手不足により現場すごく忙しいです。
忙しいと心に余裕がなくなり、ちょっとしたことでも怒りが湧くことがあります。
「今忙しいのに」「今それ必要ですか?」「もっと早く動いて」などなどの感情が生まれます。

第五位 突発的な暴力
認知症の方によっては、手の出る方がいます。
手が出る理由は色々あると思いますが、突発的に殴られると反射で手の出る事があります。
これは人間の防衛本能ためある程度は仕方ないのかもしれませんが、手が出る方だということを認識していれば回避できるかもしれません。

介護士が怒ってしまう理由は色々ありますが、虐待につながってしまってはいけません。
怒りは、人間の感情の中で一番表面に出やすい感情と言われています。
怒りの感情をうまくコントロールしなければこれからの介護はすごく難しくなります。
なぜなら、介護士による虐待がマスコミなどによって誇張された状態で放送されてきたため、初めから虐待されるのではないかと疑って入所されてきます。
このような感情と中途半端な知識を引っ提げてきますのですごく難しくなってきています。

そこで、怒りの感情コントロール(アンガーマネジメント)を知る事で回避できると思います


介護士にあっているアンガーマネジメント法

介護士は仕事がら常に人と接してい余すので、怒りをコントロールするタイミングが難しいです。
今回は、感情を収める事がすぐできる法です

1、『カウントバック』
2、『タイムアウト』
3、『呼吸リラクゼーション』

それは、『カウントバック』です
怒りを感じたときは、頭の中で6カウント数えてください。
単純に足していくのではなく、100くらいから引いてください。
そうする事で、怒りから意識をそらすことが出来、怒りが静まりますので一度チャレンジしてください。

それでも、怒りが収まらないなというときは
『タイムアウト』です。
これは、一度その場から離れてください。
10分ほどその場から離れてください。
怒りの感情は、噴火と一緒で一気に爆発しますがすぐに収まりますので、時間を開けということが最善です。
介護中に離れることが出来ないことがあると思いますので、代わってもらえるなら代わってもらってください。
代わってもらえたら後からでいいので代わってもらった人に理由をちゃんと伝えてくださいね。
代わる事が出来なければ、とりあえず安全な状態まで介助を行い一言断りを入れて離れてください。無言で離れると後々色々な問題が発生しますので注意してください。

そして、『呼吸リラクゼーション』を行ってください
呼吸リラクゼーションとは深呼吸です。
深呼吸することで、気持ちを切り替えることが出来ますのでゆっくりと腹式呼吸を意識して深呼吸をしてくださいね。

介護士の仕事はすごくストレスが溜まりますし、怒りを感じるのは日常茶飯事です。
だからこそ、アンガーマネジメントは必須技術になりますのでこの機会に一度勉強してみてはいかがでしょうか?

投稿者: yassan

初めまして介護福祉士やっさんのブログ物語を運営させてもらっている やっさんこと『安方 良太』(やすかた りょうた)です。 大阪生まれ大阪育ちのしゃべるのが苦手な人間です。(大阪ではきつい) 現在33歳(2019年)で独身です。 介護職として8年目、介護福祉士として5年目になります。

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