ストレスを抱えると起きる数々の病気

ストレスを抱え続けると色々な病気にかかります

有名なとことだと、『うつ病』『適応障害』があります。

社会のストレスによって引き起こされる代表的な病気です。

他にも、『神経症』『対人恐怖症』『トラウマ』『摂食障害』なんてものがあります。

一度は聞いたことがあると思います。

そして、現在では誰が何時引き起こしてもおかしくありません。

今回は、ストレスによって引き起こされる病気についてお話していきます。

ストレスによって心の調和が取れなくなると

神経症(不安障害)=ノイローゼ

過剰なストレスや疲労の蓄積が引き金になって、心身に起こる様々症状を神経症と呼びます。

昔は、ノイローゼと呼ばれていいました。

神経症には主に、

社会状況や行為を避けたくなって、その結果社会生活に支障をおこしてしまう
『社会不安障害(恐怖症)』

特定の状況に限定されず不安が現れる

『パニック障害』『強迫性障害』『気分変調症』『解離性障害』『心気症』『離人性障害』『気分障害』などがあります。

一般的に神経症の人は内向的性格が強いと言われています。

また、理知的で執着性、感受性が強く、上昇志向がある人がなりやすいようです。

これらの方向が偏り過ぎた時に心の調和がとれなくなり神経症になってしまいます。

みなさんに身に覚えがある人も居ると思います。

ネガティブな人や完璧主義の人、感情豊か過ぎる人、執着心が強い人がなりやすいので時々気分転換しながら生きていきましょう。

環境の変化によるストレス

人には、人生の節目節目で環境の変化を経験します。

例えば、入学・卒業(小学校・中学校・高校・大学)

就職・結婚・出産・離婚・反抗期・定年・独立・起業・異動・転職などなど

多種多様な変化が起きます。

人は変化が起きるときに大きなストレスを受けます。

そして、そのストレスを受け止めきれないときに起きる病気が

『適応障害』です。

『適応障害』の症状は、抑うつ気分や不安を伴い、摂食障害、痙攣、頭痛、など

また、無断欠席や虚偽発言なんていう行動に出てしまう方もいます。

みなさんの身近にある『適応障害』があります。

年に一回春頃に起こる『5月病』も適応障害です。

春には多くの変化が起きます。

入学や入社、人事異動な今までとは違う環境に身を置くことにないります。

右も左も分からない状態で働きつづけるのは非常にエネルギーを使うことになります。

また、自分の実力と現場での期待値とのギャップにも悩まされると思います。

そうした環境に適応するために防衛反応が働きますが、ストレスの限度が限界を超えると機能しなくなりその結果適応障害になってしまいます

『適応障害』はうつ病の前段階、精神疾患の入り口といわれています。

なので、『適応障害』かって軽く考えるのは非常に危険です。

だれがなってもおかしくない病気『うつ病』

うつ病とは、憂うつ、おっくう、イライラするなどの気分障害が継続し、主観的に強い苦痛を感じる病気です。

症状は、精神的気分の落ち込み、興味がわかない、集中力の低下、自信喪失、自殺願望、睡眠不足、食欲減退、体重減少などです。

日本ではうつ病の有病率は約1~5%といわれています。

100人に1~5人は鬱になる確率があります。

医師を受診していない人も入れればその数はさらに多くなります。

つまり、誰がなってもおかしくない病気なのです。

 

①几帳面・勤勉・良心的・周囲に気づかいをする人

②悲観的で繊細な人

③自己愛が強い人・精神的に未熟な人

などがかかりやすいと言われています。

うつ病の原因は特定されていませんが、やはりストレスが大きな要因だと考えられています。

また、自殺はうつ病と大きな因果関係があり、国も自治体向けの対策マニュアルも策定しています。

うつ病の種類

従来型うつ病

うつ病と皆さんが認知している方のうつ病です

憂うつ、おっくう、イライラするなどの気分障害が継続し、主観的に強い苦痛を感じる病気です。
症状は、精神的気分の落ち込み、興味がわかない、集中力の低下、自信喪失、自殺願望、睡眠不足、食欲減退、体重減少などです。

非定型うつ病

典型的なうつ病とは違うが気分障害の一つとして紹介されています。

症状は、従来型と同じような症状が現れます。

特徴的な違いは、自分にとって好ましい事や都合のいい事やがあると気分がよくなることです。仕事などで気分が落ちていても終わると急に元気になったり、休日は元気に遊べたりします。

また、過食や過眠になるのも特徴的です。

そして、他人から拒絶されることに対しては敏感になります。

つまり、対人恐怖の傾向も出てきます。

こうした独特な症状から周りの人から自分勝手な人だと思われてしまいます。

あるいは、未熟者がかかる病気だと偏見を受ける可能性があります。

しかし、本人にとっては本当につらい、どうしていいかわからない病気です。

双極性感情障害

双極性感情障害いわゆる躁うつ病の事です。

気分の落ち込み、活動性が減少する鬱状態とテンションが高くなり活動背が増大する躁態が交互にくる精神障害の事です。

双極性感情障害は躁とうつがはっきり交互に来るⅠ型と大半は鬱状態で稀に躁が軽度で出現するⅡ型の二種類あります。

双極性感情障害は二種類とも、過食や過眠に陥りやすく、慢性化しやすいという特徴があります。

躁とうつが繰り返すサイクルは個人差があり、数か月~数年のレベルから数日単位で繰り返す場合もあります。

周囲の人は、注意深く見守る必要性があります。

まとめ

現代の日本ではのストレスがかかる状況にが多数あります。

そのため、誰でもうつ病などの精神障害を引き起こしてしまいます。

心がしんどいなとか、体調がおかしいなと感じればすぐに病院へ行き診察してもらいましょう。

心理カウンセリングに行ってもいいと思います。

日本では心理カウンセリングを受けることが悪い事のように感じる風潮がありますが、その考え方はすごく古いと思います。

ストレスによる精神障害が急増している世の中です。

病気が深刻化しないように相談できる相手を作っておくのが最善だと思います。

投稿者: yassan

初めまして介護福祉士やっさんのブログ物語を運営させてもらっている やっさんこと『安方 良太』(やすかた りょうた)です。 大阪生まれ大阪育ちのしゃべるのが苦手な人間です。(大阪ではきつい) 現在33歳(2019年)で独身です。 介護職として8年目、介護福祉士として5年目になります。

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