次は、各職種の仕事内容について話していくね
お願いするよ。
まずは、一番基本になる介護士の仕事から
介護士でも、訪問介護と施設介護では細かい仕事は違うんだけど基本が一緒だから分ける前にその部分を説明するね
介護には、生活支援と身体介助で仕事を分けられる
生活支援は、料理、清掃、買い物など生活を送るうえで行う必要がある事をお手伝いすること。
足が悪くて買い物に行けないや清掃ができない、立てないや体の自由が利きにくいので料理ができないなど一人で生活していくことが出来ない方のお手伝いする業務で、ここで間違ってはいけないのは介護士は家政婦ではないので、何でもかんでもしてはいけないしする必要もない。
ここを間違っている介護士が多いんだけど、家政婦のような仕事をしてしまうと人間は楽をしたい生き物で楽を覚えるとどんどん自分でなにもしなくなり何でもしてくれると思い要望もエスカレートしていくんだ。これはどんな人でも変わらず起きることで、昔校長先生であろうが弁護士であろうが関係なく絶対に起きるんだ。だから気を付けないと依存されてしまい昼夜関係なく電話をかけて来られて自分の生活を侵略してきて疲弊させる原因になるんだ。
だから、ある程度のラインをしっかり引いて仕事と割り切らないとどんどんはまって抜け出すことが出来ずに地獄を見てしまう可能性があるから気を付ける必要がある。
身体介助は入浴、買い物同行、排せつ介助、食事介助
自分で体を動かし行うことが出来ないであったり、一人で外出することに不安があったりできないなど生きていく上の必要な行動を介助する
生活支援のように家政婦的な感情は生まれにくいけど、責任度で言えばこちらの身体介助のほうが高く、危険性も多分に含まれている。
例えば、食事介助:自力でご飯を口に運ぶことが難しい人に食べさせるんだけど、もし詰まられてしまえば窒息死の危険性があるし、咽させてしまい誤嚥すると誤嚥性肺炎のリスクが高くになり入院、そのままなくなる可能性が高くなるなど死につながる可能性がある事を認識して行わなければいけない。この認識をしているかしていないかで介護士としての質が大きく変わってくるんだ
身体介助を行うにおいて、常に事故の可能性を考え最悪の可能性を回避するためにどうしたらいいかをしっかりと頭に入れていく必要があるんだ。
でも、介護士をするなら絶対にする業務だから覚悟が必要だよ
まぁ、必要以上におびえる必要もないよ。
誰でも失敗はするけど死に直結するような失敗をしなければいいだけだから、慎重に行えばいいし難しいなら誰かに手伝ってもらえばいいから。
介護は一人でやる仕事ではなく、チームでやる仕事だからね
ここも、ほとんどの介護士が忘れがちのことだから気を付けてね
この二つが介護士としての仕事の基本になるよ
業務を行っていくうえで、介護士はその人のADLとQOLに気を付けその人らしく尊厳をもって対応することが大事なんだ
細かく話せばもっと色々な仕事があるんだけど今は仕事始める前だからこれぐらいにしておくね。
次に、介護事務の仕事内容
介護事務は、基本的な事務職とそんなに変わらず、電話対応であったり、請求書作り、発送であったり、事務所が玄関に設置されていることがほとんどだと思うので出入りする人の管理などをするんだ。
この仕事は基本的に資格なくてもできるし、身体的負担が少ないから人気はあるけど逆に誰でもできるから倍率も高いけどさいよう給料が安いからあまりお勧めしないし、基本男性は採用されない
色々な理由があるけど、男性を事務職に置いておくのはもったいないという考え方があるんだと思う。介護って力仕事が多いからどうしても男性の力が必要になるんだ
介護タクシーについて
介護タクシーは、想像できると思うけど介護者専用のタクシーになるんだ。だから車も介護用の車で病院や行きたいところに送っていくのが仕事だよ
介護タクシーをするのに資格自体は必要ではないけど、利用する人は介護者なわけだから最低でも初任者研修修了しておかないと仕事にならないんだ。
介護タクシーを利用する=介護が必要な人になるので資格がないとしてはいけないことが多いし、知識がないと対応できないことが多いから資格を取っておくのが無難だよ
あとはケアマネジャーや福祉用具専門相談員、ガイドヘルパー、機能訓練指導員などのしごとがあるんだけど、少し休憩してからでいい?
あぁ、いいよ
少し休憩してから教えて
じゃあ、そうするね
次回、ケアマネジャー、福祉用具専門相談員、ガイドヘルパー、機能訓練指導員の仕事について
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