介護施設の選び方④
施設見学と周辺環境編
前回は施設を選ぶ基準として『介護度とお金』について話してきました。
今回は、「ここがいいかな」と思い見学へ行った時の観るべきところについて話していきます。
資料請求を行い、パンフレットを確認し写真の雰囲気や金額に魅力を感じ一度見学に行こうと思い施設へ足を運ぶと思います。
そこで、確認しておくべきこと、見ておいた方がいいことがあります
施設に見学へ行く際、時間があまりなくしっかりとみることが出来ないこともあるともいますので、上記の10点だけでもしっかりと見ておくと施設を選ぶ際に参考になるので確認してほしいです。
では一つづつ簡単に説明していきます
1、施設の外観
1、施設の外観
見学に行った際一番初めに目に入るのが施設の外観だと思います。
いい施設かどうかは、外観を見ればなんとなくわかります。
施設の植え込みが何も手入れされていないやごみが多く落ちている、玄関が暗く感じるなど施設の整備が外観まで及んでいない施設は施設内でも行き届いてないことがあります。
いい施設かどうかは、外観を見ればなんとなくわかります。
施設の植え込みが何も手入れされていないやごみが多く落ちている、玄関が暗く感じるなど施設の整備が外観まで及んでいない施設は施設内でも行き届いてないことがあります。
これは、スタッフの数が足りてなく行き届いていない可能性があること
施設のグループトップが介護に興味なく税金対策ぐらいの気持ちでやっていて施設のことは考えていない可能性があります。
そういう施設はスタッフは忙しすぎて疲弊している。施設トップとスタッフ間に溝があるなど多くの問題を抱えているので気を付けましょう。
2、施設の間取り・居室の間取り
いざ、施設内に入るとすぐに確認してほしいのは施設の間取りです
施設に入るとだいたい、間取り図みたいなものがあるので居室の位置関係を確認しましょう。
施設に入るとだいたい、間取り図みたいなものがあるので居室の位置関係を確認しましょう。
これは、プライバシーがしっかり守ることが出来るのか、行動するのに支障のある箇所はないか確認しておく必要があります。
いざ、入居が決まり住んでみて隣の方の音が聞こえるであったり動こうとすると支障があるなど問題がある場合があるので事前に確認してください
いざ、入居が決まり住んでみて隣の方の音が聞こえるであったり動こうとすると支障があるなど問題がある場合があるので事前に確認してください
3廊下の広さ・手すりなどの有無
間取り等を確認している時にここも確認してほしいです。
そこは「廊下の広さ」です。
施設によっては、廊下が狭く車いす同士がすれ違いにくいことがあります。
これは、車イスがすれ違う際に事故を起こしやすいのはもちろんの事
これは、車イスがすれ違う際に事故を起こしやすいのはもちろんの事
車イスと歩行している方との事故も多く起こります。
すれ違う際にお互いが避けようとして歩行者はバランスを崩し転倒
車イスは壁にぶつかり負傷する可能性が高いです
また、スタッフが忙しく走り回っている施設ではスタッフがイライラしているため無意味に注意される可能性があるので気を付けてください。
手すりはついているも廊下が狭く逆に邪魔になっていることあるので気を付けてみてください。
4清掃は行き届いているか
スタッフが忙しく、入居者様により良いサービスをおこなえていない施設は清掃が行き届いていないです。
居室の掃除は業務に組み込まれているため行う時間がありますので居室は一定レベルの清潔を保つことが出来ていると思いますが、廊下や階段などは業務外のため忙しい施設では行き届きません。
行き届いていない=スタッフに余裕がない
となります。
そうなると、業務をこなすだけになっているので行き届いたサービスにはなかなか難しくなっていると思います。
5居室の日当たり・窓からの景色
施設へ入所すると大半の時間は施設の居室で過ごすことになるともいます。
その居室が、日当たりが悪く暗くじめっとしていたり、窓からの景色がよくないと窓を開けることもしなくなり余計に暗くなっていなっている部屋に当たるとどんどん引きこもりになり、気分が滅入ってしまい、『入居前とだいぶ変わってしまった』と感じるかもしれません
老人性鬱になるリスクも高くなるのでしっかりと日当たりは確認してください
6浴室の環境
入居すると入浴をします。
その際、古い施設であれば浴室の状況があまり芳しくありません
施設を改築する際も、水回りはお金がかかるのでなかなか手を加えきれません
そのため、浴室が一番古くなりますが、余裕はある施設は浴室自体がきれいです。
また、設備が整っていることがベストですが、逆に整っている施設の方が少ないと思います。
水回りはお金がかかります。
これは、改築などの費用だけでなく機械などを導入するにもお金がかかります。
それこそ数十万から数百万という金額が必要になってくるので難しいです。
ので、見るのは浴室のきれいさと広さだけ見ればだいじょうぶです。
7交通の便と周辺環境
入居され後、施設へ訪れる際、車か電車などになると思います
施設に十分な駐車場があるか、または近くに駐車で来る場所があるの確認しておく必要があります。
いざ、訪問した際に停めるところがなく、遠く停め歩かなければ行けなかったりすると訪問する機会が減っていきます。
また、周辺に公園があることが一つの目安になります。
その町に公園があると治安が良くなるというデータもあるので確認しておくといいと思います。
近くにコンビニやスーパーなどがあれば買い物も楽になるのでポイントになってきますので周辺環境もしっかり確認しましょう。
8スタッフの表情・言葉遣い
スタッフの表情が暗く、言葉遣いが乱れている所はNGです
スタッフの業務が過多で疲弊しているともいます。
疲弊していると正常な判断が出来なく事故を起こしてしまう可能性が高くなります。
また、言葉遣いが乱れているのも余裕がない可能性があります。
もしくは、教育が行き届いていないことも考えられます。
そうなると、虐待のなどの問題が起きますのでしっかりと確認しましょう。
9入居者の表情
リビングなどにいる入居者の表情も確認しましょう。
表情が暗いや表情がない方が多い施設は何らかの問題をかかえています
1人,2人ぐらいなら病気の方の可能性があるのですが1/3の方が暗かったりしたらやめましょう。
決して入ってはいけない施設です。
自分の親もそうなる可能性が高いです。
そんな親みたくないでしょ
10食事メニューの充実度
入居すると楽しみが減ります
そこで唯一の楽しみが食事になってきます
なのに、食事が同じで代わり映えしないとすぐに飽きてしまいます。
食事は、人間の根源です。
食事をしなくなるとすぐに弱りますので確認を怠らにようしましょう
施設によっては見学の際に検食させていもらえる所あるので見学を申し込むときに確認しましょう。
以上が、施設見学に行った際に確認しておくべきベスト10です
10個全てが整っている施設はほぼないと思います。
そのため、しっかり相談し譲れるところ譲れないところを事前に決めておくことが重要です。
事前に決めておくと見学する際も質問がしやすくなりより良いしせちえらびができると思います。
参考にしてくださいね。
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